エポックマイクロエレクトロニクスの経営理念は技術革新の追求、細部へのこだわり、そして全ての仕事における完全性。
1998年にエポック・テクノロジーとして創業、その後2002年に株式会社エポック・マイクロエレクトロニクスへと移行。
テレコミュニケーション、車載用無線通信機器、ミリ波レーダー、パワーマネジメントシステム、ITS無線システム、家電およびワイヤレス市場向けのアナログ・ミックスドシグナルIC設計のスペシャリストです。

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陶山研

代表取締役社長

エポックマイクロエレクトロニクス代表取締役社長・共同設立者。専門は、RF集積回路、データ変換器、スイッチド・キャパシタ回路用のCAD、RF MEMSを含むアナログおよびRF集積回路設計全域に及び、IC設計においては30年以上の経験をもつ。また会社設立以来20年にわたり、事業開拓およびマネジメントに携わる。

カリフォルニア大学デービス校工学部、電気・コンピューター工学科卒業。コロンビア大学院電気工学科、修士課程修了。同大学にて博士号(電気工学)取得。当社設立以前は、コロンビア大学工学部電気工学科にて研究者・準教授として勤務。コロンビア大学で博士号取得を目指す間、多くの企業や大学で使用されるスイッチド・キャパシタ回路シミュレーション用のSWITCAP2と呼ばれるCADソフトウェアを完成させる。これまでに専門雑誌や国際会議紙に50件を超える論文を共同執筆。数件の特許および特許出願中を保有する。
また、電気工学分野を含む学際的な大学院レベルの研究を助成するCatalyst財団の評議委員会会長を務める。Institute of Electrical and Electronics Engineering(IEEE)シニアメンバー。

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アレクサンダー デック

取締役副社長

エポックマイクロエレクトロニクス共同設立者、取締役副社長。PMIC (パワーマネジメントIC), 車載用ミリ波レーダー , ITS無線技術 , GSM/WCDMA携帯電話 , 衛星/ケーブルTV , WLAN , オーディオアプリケーションなどの広範囲にわたるアナログ・ミックスドシグナル、RFICの設計開発において20年以上の経験をもつ。また、エポック社内および社外のエンジニアリソースのマネジメントにも携わる。

コロンビア大学工学部電気工学科卒業。同大学院電気工学科、修士課程修了。同大学にて博士号(電気工学)取得。当社設立以前はコロンビア大学にてRF-MEMSを利用するCMOSVCOの研究に従事。さらに、ルーセント・テクノロジー社のシリコン回路研究開発部にてGSMトランシーバーのミックスドシグナルおよびRFのIC設計に取り組む。
国際会議誌や論文誌に16件を超える論文を執筆・共同執筆し、数件の特許権を保有。Institute of Electrical and Electronics Engineering(IEEE)メンバー。

社外取締役

経験豊富なメンバーによって構成される取締役会。アナログ、RF/ミックスドシグナル信号IC市場に対する深い洞察力と経営戦略・管理力をもってエポック社の成長と成功に尽力しています。

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堀田正生

社外取締役

東京都市大学 知識工学部情報通信ネットワーク科名誉教授。工学博士。専門は高精度アナログーデジタルコンバータ、ミックスドシグナルLSIおよび無線対応システムLSIの設計。

71年武蔵工業大学(現・東京都市大学)工学部卒。76年北海道大学大学院工学研究科電子工学専攻博士課程修了。76年日立製作所中央研究所入社。機能デバイス研究部長。半導体グループアナログ技術本部長を歴任。03年ルネサステクノロジ入社。アナログ技術統括部長。同主管技師長を務める。05年武蔵工業大学工学部教授。09年東京都市大学に校名変更。知識工学部情報ネットワーク工学科教授。16年より現職。IEEE(米国電気電子学会)フェロー(01年)。電子情報通信学会フェロー(09年)。「市村産業賞貢献賞」(03年)。
日立製作所中央研究所にて14ビット高精度モノリシックD/A変換器の研究を開始し、ビデオ用高速A/D変換器や高解像度デスプレイ用超高速D/A変換器の研究に従事した。 その後、高周波送受信LSIや高周波電力増幅器など、一貫してアナログLSI技術の研究開発を指揮してきた。
長年に渡る業界勤務と現在の大学教授職双方の経験を生かし、高周波電力増幅器、高周波送受信LSI、ミックスド・シグナルLSI、SoC用高周波アナログ・コアについての広範な知識でエポック社を導く。